古色風景記

写真が好きです。私が見つけた信州の素朴な風景をお届けします。

トンボが居る風景

私がトンボに興味を持ち始めたのは、日本で一番小さなトンボとして知られているハッチョウトンボの存在を知ってからです。ハッチョウトンボの全長は十七〜二十一ミリで、一円玉なんかとよく比較されるほど小さなトンボです。

 今から五年前、大町市の湿原へ初めてハッチョウトンボを探しに行きました。本当にいるのかな?ドキドキしながら探したのを覚えています。左右にゆっくりと目を凝らしながら湿原を進み、コケの生える水辺に、ついに小さくて真っ赤なハッチョウトンボを見つけることが出来ました。忙しく飛び回っていました。オス同士の縄張り争いです。

 ハッチョウトンボのオスは完全に成熟すると真っ赤になり、メスは黄色と黒の縞模様になります。

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①葉につかまり、静止するハッチョウトンボのオス(大町市
②トンボのオベリスク。日の当たる面積を減らし、強い日差しから見を守る為にこのようなポーズになるそう。
③ハスの花のつぼみに止まるトンボ(木島平村

 日本で記録されているトンボは二百種もおり、トンボに興味を持ち始めの私にはまだ見分けるのがとても困難です。撮影した写真を拡大して図鑑を手に、生息地やトンボの色、胸部の模様、付属器の形等を見て判別するのですが、それでもまだ判別が難しくて確信できない現状です。早くトンボをちゃんと見分けられるようになりたいな。

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④有刺鉄線に止まるトンボ(美ヶ原高原)
⑤何だか笑っているように見えるトンボ(大峰高原)

 今まで撮影した写真を見返してみると、無数のトンボが私のフレームに収まっていました。そう言えば、出かける場所にトンボ在りと言う感じで、トンボを見つけたら自然と写真を撮っていたような気がします。

 トンボの翅(はね)って透明で繊細でとっても綺麗。そして、いろいろな飛び方ができます。トンボは蝶々と違ってまっすぐに飛んだり、ホバリングも出来ます。最高時速は百キロメートルにもなるそうです。そんな所からまた興味が広がりました。
 熱帯地方から太平洋を渡ってやって来るトンボ。冬を越すトンボ。一年間で二世代、三世代と誕生して増えるトンボ。図鑑を開いて初めて分かるトンボの生態はとても新鮮です。

 まだまだ知らないことばかりだけど、今年もまた、たくさんのトンボたちに逢えたらいいな〜。


その他のトンボの写真はこちらから見られます。


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