古色風景記

写真が好きです。私が見つけた信州の素朴な風景をお届けします。

生物の宝庫 〜湿原〜

日野東さん著書の「信州 花の湿原を歩く」を片手に記事を書いています。

 長野県には二百近い数の湿原があるようです。全国二番目に多い数です。この本は、信州の湿原を紹介するとともに、コラムの中では湿原の(あまり良くない)現状や自然の大切さを、強く語っています。
 
 五月の最後の土曜日、私は大町市の居谷里湿原へ出かけました。五月も終わるこの頃の湿原は、どんな感じになっているのだろうと楽しみでした。
 居谷里湿原は、標高およそ八三〇メートル、広さは約二、五ヘクタール。坪にすると七五六二、五坪。坪にしてもよく分かりませんね(汗)。一周するのにだいたい一時間程です。鳥のさえずりと虫の声が響き渡る、私の好きな湿原の一つです。

 この日は、湿原に着くなり黄色いサワオグルマが一面に咲き乱れているのが見えて、思わず「わぁ〜」と声を上げてしまいました。

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①湿原の入口付近から見られる景色。私の腰丈くらいに伸びたヨシが、爽やかな風に吹かれて揺れていました。
②さらに少し行くと木道があります。奥へ進むと・・・。
③黄色い花のサワオグルマ(沢小車)、居谷里湿原では、五月下旬〜六月中旬に見られます。

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④木道からさらに進むと、湿原の中程にみごとに群生していたサワオグルマを見ることができました。
⑤足元に小さなキノコを発見。
⑥こちも足元にひっそりと咲いていた。(植物名がわかりません・・・)

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 生物もたくさんいます。コサナエというトンボを見つけました。シオヤトンボもいました。ヨシには真っ赤な虫(写真ボケてます)や、毛虫、ヒメギス?もいました。湿原を流れる小さな川には、魚も見ることが出来ました。他にもトンボが五十種類、モリアオガエルヤマアカガエル、ツリガエルも生息しているそうです。

 五月の居谷里湿原は本当に気持ちがいいです。新緑の緑が残り、吹く風は爽やかで、虫や鳥の声が響き、トンボも忙しく飛び始め、湿原の植物も美しいです。
 この湿原を訪れるようになってまだ五年目ですが、湿原は数知れない生物が棲息していて、生物にとって欠かせない大切な場所なんだということがわかります。

 また、長野県にある二百もの湿原がそれぞれどのようなものなのか、見てみたいと思いました。

撮影日:五月三十日


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